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日々の出来事

展覧会と人探し、そして来年の秋に向けて

今日の午前中、スーパーで買い物をした帰りに一人で地域の美術会の展覧会に行きました。

実は美術鑑賞だけでなく、他の目的がありました。

以前、絵の教室に通っていたのですが、4、5年ほど前、先生(女性)が80代半ばという高齢のため教室をやめることになりました。

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その後、先生にお会いしたのは一度だけ。去年の4月頃「そういえば、どうなさっているだろう?」と思い久しぶりに電話をかけてみました。
すると電話口から流れてきたのは「この電話番号は現在使われておりません」というガイダンス。

先生に子供はいなくて旦那さんと二人暮らしでした。他にも家があるようだったので引っ越されたのかなと思いましたが、先生も旦那さんも90代になっているはず。元気でいるのか消息が気になりましたが確かめる術はありませんでした。

ところが数日前、先生が地域の美術会の会員になっていたことを思い出し、ネットで検索すると調度、11月12日から美術会の展覧会が開催されることになっていました。

これは、もしかしたら先生の作品も展示されているかもしれないし、先生の近況も分かるかもしれないと思い展覧会に行ってみることにしたのでした。

展覧会の会場の駐車場に着いた時、朝は晴れていた空には灰色の雲が垂れ込めていて何となく雨が降り出しそうな気配でしたが傘は持たず会場に向かいました。

そして、少し緊張して会場に入ると受付に年配の女性二人と男性一人がいて「よかったら・・」と言われ女性の一人に芳名帳を差し出されたので、とりあえず記帳。

そして出品目録をもらい作品を眺めていきましたが先生の作品はありませんでした。残念・・と思いましたが、出品目録の裏表紙を見ると顧問として先生の名前が記されているではないですか!

迷ったのですが受付で先生のことを尋ねてみました。すると女性の一人が応対してくれて、女性も先生に会ったのは2年ほど前が最後で近況はよく分からないとのことでした。

また自宅の電話が使われていないことも女性は私から聞いて初めて知ったようです。結局、先生が今どこに居られるのかは分かりませんでした。

でも女性から、女性のお子さんも昔先生の教室に通っていたことや美術会のこと、秋の展覧会は会員だけでなく一般の人も出品できることなどを教えてもらいました。

そして、私も来年の秋の展覧会に出品させてもらうことにしたのでした。いろいろな作品を眺めているうちに刺激されて私も参加したくなってしまったのでした・・。

来年の秋なんて遠く感じるけれど、あっという間にくるんだろうな。

会場の外に出るとザーザー降りの雨。駆け足で駐車場に向かいましたが展覧会に参加できることになり雨に濡れながら嬉しい気持ちでした。

ただ先生の近況が分からなかったのは残念でしたが・・。

読んで下さりありがとうございます。

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