昨日、YouTubeにたまたま表示されていた「7秒前の記憶が消えていく女性」というドキュメンタリーが目にとまり見てみました。
主人公は撮影当時47歳の女性。30代後半の頃に発症したヘルペス脳炎のために7秒間!しか記憶が出来なくなります。
消えていく記憶に対処するため、女性は試行錯誤を重ね常にメモ帳とペンを持ち歩き会話や状況をすべて書き留めるようになりました。
日常生活のすべてを滞ることなく常にメモしている女性の姿に悲壮感は感じませんでした。いつも笑顔で明るい。もちろん想像を絶する辛さがあったことでしょう。
でも、それを乗り越えて前向きに生きている女性を素直に凄い人だと思いました。この女性だから出来たのかもしれません。
また幸いだったのは病気を発症したのが大人になってからで病気になる前の記憶が残っていること。車の運転もしていましたし。
7秒間で記憶がかき消されていくなんて、世の中には色々な病気や障害があることに驚かされますが、個人的に不思議に思ったことがあります。
それは”7秒間で記憶が消える”といっても「メモする」と決めたことは忘れずに続けていること。記憶以上の心の強さを感じました。
そして、もう一つ素晴らしいと感じたこと。それは深刻な障害があっても人として女性が成長していること。
色々なことを感じて考えさせられるドキュメンタリーでした。
読んで下さりありがとうございます。