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日々の出来事

消息を知り寂しさを感じたけれど・・

5、6年前まで絵の教室に通っていました。女性の先生で年齢的な理由で教室を閉めることになるまで10年ほど通ったでしょうか。

教室を閉めた当時、先生は80代半ば。正直、衰えが見えていたので潮時だったでしょう。ちなみに先生に子供はなく、御主人と二人暮らしでした。

最後に先生に会ったのは、教室を閉めてから半年後くらいに個人的に絵を見てもらうために、ご自宅に伺った時。それから、しばらくして先生宅に電話をしてみたところ電話は解約され使われなくなっていました。

先生がどこでどうしているのか尋ねる人もなく、消息は分からないままでした。

ところが、昨日、パートを終えスーパーに寄った際、絵の教室に来ていた女性を見かけ思い切って声をかけてみました。そして先生のことを尋ねてみると先生の消息を教えてくれたのでした。女性は私と違い人脈があるのです。

やはりというか・・先生はご主人と施設に入所していました。どこの施設かも聞きましたが、先生は、もう絵を描いてはいないでしょう。

先生の消息を知り寂しさを感じましたが、穏やかに暮らしているのならばよかったです。

ところで女性に絵を描いているか尋ねると描いていないとのことでした。自分一人だと描く気になれないよう。私も同じようなもの。先生のところに通い展覧会に出品という目的もあったから描けたのでしょう。

また描きたい気持ちはあるのですが・・。

女性とは連絡先を交換して別れました。声を掛けてよかったです。

読んで下さりありがとうございます。