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花柄のスカーフと今では考えられない結婚話

昨日、パート先のデイサービスで花柄のスカーフをしていた女性利用者の方がいました。私が「素敵ですね」と声を掛けると女性は「これは昔、旦那が会社の旅行に行った時に買ってきてくれたんだよ」と言いました。

旦那さんはすでに亡くなっていて、女性は今年90歳になります。

スカーフの話から女性の遥か昔の結婚話になりました。女性は今の嫁ぎ先ではなく、本当は実家の近くの家にお嫁に行くと思っていたとのこと。

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女性は相手の人と特に交流はなく、自分の親からも、そんな話はなかったけれど、女性がなぜそう思ったかというと相手の親から、それらしいことを言われたから。

昔のことなので家同士でそんな話が出ていたのでしょう。女性も相手のことは、よく知らないけれど実家の近くの家にお嫁に行くつもりになっていたのだとか。

ところが、なぜか実家の近くの家ではなく、今の嫁ぎ先に来ることになったそうです。またしても相手のことは、よく知らず親が決めたとのこと。

昔は親が勝手に結婚を決めてしまうなんて珍しくなかったのでしょうね。そして子供も親には逆らえなかったのでしょう・・。

女性は今の嫁ぎ先に行くことを受け入れましたが、理由は「駅が近かったから」とのこと。女性の実家は山の中。昔は駅の近くと言えば、すごく良い場所だったみたい。

しかし今では考えられない結婚話。ちなみに女性が結婚したのは二十歳。

「駅が近かったから」という一見結婚の決め手にならないような理由。そこには自由にならない結婚に対する達観というか・・諦観した女性の気持ちがあったのかなと感じました。

でも女性は幸せな結婚生活を送ったようです。花柄のスカーフがその象徴のように思えました。

読んで下さりありがとうございます。

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