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お出かけ 美術館

久しぶりの美術館~展示品より気になっていたもの

昨日は夫の用事(仕事関連)に付き合い、久しぶりに高速バスで遠出をしました(県内ですが)。駐車場がないので高速バスで行くことにしたのですが、何となく遠足気分。高速バスに乗るのは1年数ヶ月ぶりです。

乗客は少なく数えるほどで、窓の景色をボーっと眺めたり居眠りしたりしているうちに到着。もっと乗っていたい気分でした。

夫の用事は簡単に終わる事だったので、その後、近くの千葉市美術館に行ってみることにしました。美術館に行くのも1年数か月ぶりです。そして初めて行くところで楽しみでした。

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人出が気になりましたが私たちが着いた時、訪れている人の姿はありませんでした。企画展は特に興味のないものだったので常設展だけ見ることにしました。

5階の常設展会場に行くためエレベーターに乗った際、床に絵があるのに気付きました。浮世絵の女性3人がマスクを着けてソーシャルディスタンスを促す絵です。ちょっと面白いな、と感心。

エレベーターの床の絵

そして常設展を観賞。2点ほど印象に残る作品がありました。椅子に座った黒猫の版画と鬼瓦と裸婦の版画です。

黒猫の方は細長い小さな作品で、かわいらしさとどこか不思議な雰囲気がありました。鬼瓦と裸婦の版画は大きく、迫力と存在感がありました。そして鬼瓦と裸婦という組み合わせが斬新で面妖な感じも気に入りました。

でも常設展だけだと、ちょっと物足りなく感じました。しかしガッカリはしませんでした。実は展示品より気になっていたものがあったからです。それは建物です。

千葉市美術館は、戦前に建てられた銀行をビルで包み込むように保存していて、(この保存方法をさや堂方式というらしいです) それが1階部分にある”さや堂ホール”です。以前、テレビで見て知り、機会があれば見たいなと思っていたのです。

そんなわけで常設展を見終わると、さや堂ホールに行きました。足を踏み入れると現代の建物とは違う荘厳な雰囲気。ネオ・ルネッサンス様式のすてきな空間で、ちょっとだけタイムスリップしたような気分になりました。

私たち以外、他には誰もいなくて、ゆっくりと眺めました。

ホールを一望
明かりが映し出す模様もきれい
重々しい雰囲気のドア
床のタイル

そして千葉市美術館を出て、駅周辺のお店で昼食をとってから帰宅の途に着きました。久しぶりの美術館はやっぱりよかったです。

昼食は牛カツとサーモンフライの定食を頂きました。牛カツは初めて食べましたが美味しかったです。

読んで下さりありがとうございます。

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