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雑記

ガラスのマントを羽織り風にのって・・

今日はいい天気で気温も上がり暖かくなりました。ただ風が強く室内にいても”ゴォォォ――・・ゴォォォ――・・”という風の音が響いていました。宮沢賢治の童話”風の又三郎”の冒頭を思い出しました。

    どっどど どどうど どどうど どどう
    青いくるみも吹き飛ばせ
    すっぱいかりんも吹き飛ばせ
    どっどど どどうど どどうど どどう

去年の12月22日から”風の時代”とやらが始まったという話をよく見聞きします。前日の12月21日まで250年間ほど”地の時代”だったらしいです。地の時代はお金や物質的豊かさなど目に見えるものが重要視されていたとのこと。確かにそうかもしれません。
では風の時代はというと目に見えないものが重要になってくるらしいです。心の幸せとか知識とか人とのつながりとか・・。まあ、スピリチュアル的な話で嘘くさいといえばそれまでですが、2020年が怒涛の年で時代の転換点であったことは確かなのではないでしょうか・・。

いろいろな方が”風の時代”について語っています。真偽はともかく心が軽くなり前向きになれる話で私は好きです。”地の時代”より断然、”風の時代”の方がいい、と思っていました。

しかし昨日、YouTubeで聞いた方の話でハッとしたことがありました。今はまだ完全に”風の時代”ではなく移行途中で今年の2月3日(立春)以降が”風の時代”本番らしいです。そして今のうちにやっておくべき重要な事として、”地の時代”に心から感謝しましょう、ということを言っていました。
“風の時代”の方がよさそうだからといって”地の時代”をよくなかったと思ってはだめとのこと。”地の時代”は必要だったのです。”地の時代”に感謝してこそ”風の時代”が生きやすくなると・・。うーん、なるほど。そして気付いたことが・・。

私は今月一杯で今の職場を退職します。在職10数年。色々ありましたが働かせてもらえたことに感謝しなければいけませんね。感謝して次の世界に行った方がやっぱり気持ちがいい。そのことに気付いたのでした・・。

“風の時代”本番と私の人生の転換点が重なるのも奇遇です。吉兆と思って風にのっていけたらなあ・・風の又三郎のようにガラスのマントを羽織って・・そんな夢想をしたのでした・・。

読んで下さりありがとうございます。