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帰って来た2匹と寒さよりも勝る欲求

昨日の夕方、パートから戻るとツクネとミソニを迎えに行きました。無事、去勢手術は終了。支払いを済ませるとスタッフの方に「キャリーケースに入れられますか?怒っていて」と言われました。

2匹をケージからキャリーケースに移し替えるのに難儀しているようでした。私が「はい、大丈夫ですよ」と答えると病院の奥の部屋に案内されました。

隣り合ったケージにツクネとミソニがそれぞれ入っていて、私がのぞくと2匹とも「ミャーミャー」鳴き出しました。それほど気が立っている様子ではありませんでした。

まず・・どっちだったか忘れてしまいましたが鍵を開けてもらいケージに手を入れました。逃げようとすることもなく簡単に捕まえられました。そして、ほとんど抵抗することなくキャリーケースに入りました。もう1匹も同様。

飼い主でも逃げられることがあるそうですが2匹とも割と素直でした。委縮していたのでしょうか。それとも、ちゃんと私のことを分かっていたのかな。だったら嬉しいけれど。

帰りの車の中では「ミャオミャオ」二重奏で賑やかでした。とりあえず、これで我が家の猫たちの避妊・去勢手術は全て終わりました。

ところで最近、発情した猫の鳴き声が聞こえてくることがあります。「アオーン、アオーン」と遠吠えのよう。たいがい夜です。オスかメスか分かりませんが寒空の下、異性を求めてうろついているのです。猫は寒がりと言いますが、寒さよりも勝る欲求が切なくなります・・。

多分、近所の猫です。未だに去勢や避妊することを全く考えない人たちもいるのです。こういうところが本当に田舎だと思います。夫に言わせれば昭和初期の地域。時代遅れということですね。

腹立たしく思いつつも、まあ、私も面と向かって近所の人たちに意見することはできないのですが・・。

家に帰って来た時にはすっかり暗くなっていました。久しぶりに見上げた冬の夜空。東の空からオリオン座が昇って来ていました。

鳴きっぱなしだったツクネとミソニですが、見慣れた我が家に戻ると安心したのか鳴くのをやめました。

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日々の出来事

死を語った本と猫と雪

午前中、ツクネとミソニを動物病院に連れて行きました。去勢手術を受けるためです。病院に連れて行くのに洗濯ネットに入れてからキャリーケースに入れないといけないのですが一人で上手く洗濯ネットに入れられるか心配でした。
でも、あれっ?ていうくらい簡単に二匹とも入れることができました。普段、箱や釣りで使う魚をすくう網に入ったりして遊んでいたからかもしれません。

そして動物病院に向かったのですが途中、ちらちらと雪が舞い出しました。このまま大雪になってしまったら困るな・・と思っていたのですが動物病院から戻るといつの間にか雨になっていました。ホッとしました。

今日はとにかく寒かったので、ひたすらコタツで読書。

読んでいたのは「ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと」

タイトルの意味は最後まで読むと分かります


元産婦人科医の精神科医である春日武彦と歌人の穂村弘が死と生について語り合った本で傍らには常に猫がいて二人の話を聞いています。合間にはニコ・ニコルソンの漫画が挟まっています。

重苦しい感じはなく、和やかで楽しい雰囲気の語らいでサクサクと読めました。生よりも「死」に重点を置いていて「死」をいろいろな視点から眺め、こねくり回しているような感じがしましたね。また様々な文学作品や作家のエピソードなども紹介されているのですが、その博識ぶりに感嘆。面白かったです。

漫画の中の二人の話を聞いている猫のまったり緩い感じもいい味だしているな、と思いました。

ところで本を読んでいる途中、夫からラインがきました。14時46分、職場の窓から撮った雪景色の写真でした。夫の職場は家から遠く高速で通勤しています。

“帰って来られる?”と聞くと”まだ大丈夫”とのことでした。でも退勤時間まで数時間あります。その間に雪はもっと降るでしょうし・・ちょっと心配になりましたが読書を再開。しばらくして読了。

カバーを外すと河鍋暁斎の絵

「死」は生の先にあると思われていますが常に生の隣にあるような気もします。いつ突然、訪れるか分かりません。自分ではあずかり知らぬこと。でも願いはあります。

私の場合、猫は傍らではなく、家のそこかしこにいます。この猫たちを見送ってからでないと死ねないな、と思っています。猫たちがいなくなった後は、野となれ山となれ、です。

夫ですが早めに仕事を切り上げて帰って来ました。

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日々の出来事

新年のミステリー~消えた絵馬

昨日からデイサービスのパートでした。利用者の方々に新年ということで絵馬に今年の抱負や願い事を書いてもらいました。やはり健康や家内安全を願うものが多かったですね。

絵馬は色画用紙で作ったもので書いてもらった絵馬を先輩職員が壁に貼りました。そして念のために絵馬の数を数えてみると・・・1枚足りません。そんなはずはないと思い、もう一度数えてみるとやはり1枚足りませんでした。

誰か書いてもらっていない人がいたんだ、と思い絵馬を確認。ある女性の絵馬がありませんでした。でも、その女性が書いたものは確かにありました。私が預かり他の人の絵馬と一緒にまとめてテーブルの上に置いておきましたから。
ついさっきまであったのに一体どこにいってしまったのだろう・・。

あちこち探してみましたが結局見つかりませんでした。消えた絵馬。ミステリーです。不可解極まりない。申し訳ないけれど、もう一度女性に書いてもらうことにしました。

女性に絵馬がどこかにいってしまったことを詫びつつ、もう一度書いてもらいたいことを伝えると、女性はどこか困ったような顔をされました。そして「こんなことを書くのはいけないと思って・・」と言い上着のポケットから二つに折った絵馬を取り出したのでした。ええ!!

なんとテーブルに集めて置いておいた絵馬から、女性がこっそりと自分の絵馬を抜き出して隠したのでした。

女性が絵馬に書いた願いは「父母に会いたい」というものでした。女性の両親は女性が3歳の時に二人とも亡くなったそうです。なので両親の記憶はほとんどなく両親に会ってみたいな、と思っているそうです。

私と先輩職員で女性に「いけないことなんてないですよ。いいじゃないですか!」と言うと納得されたようで無事、女性の絵馬も壁に貼りました。

女性は他の人の絵馬を見て”亡くなった父母に会いたい”という自分の願いは風変わりに感じて気が引けたのかもしれません。現実的には叶うことのない願いですからね。でも、もしかしたら夢で会えるかもしれません。

願いや抱負は人それぞれ。それにしても絵馬を抜き出して隠してしまうとは思いませんでした。正直に話してくれてよかったです。謎が解けてスッキリ。

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買い物

フリースエプロンとカレーライスに模した猫

昨日は休みの最終日。午前中、ホムセンとスーパーに行きました。ホムセンでフリースのエプロンがあったので物色。

ウチはボロい日本家屋で台所は土間です。ストーブを置くスペースが取れず、とにかく寒い・・。極寒です。フリースのエプロンをつけたら少しは温かいかな、と思ったのです。

これといったものがなかったのですが1枚だけグレーの生地に黒と白のドット柄のものを見つけました。ドット柄が好きだし落ち着いた色合いもいいなと思い、このエプロンを買うことにしました。

家に帰り、さっそくエプロンをつけてみました。チェニックタイプなので背中も温かく感じました。替えにもう1枚欲しくなりましたね。でも柄がいいのがなかったんですよね。自宅用ですが気に入らないものを買うのもなあ・・。
今度、他のお店をみてみようと思います。

フリースエプロン 798円
ポケットにチェリーのタグ

午後は本を読んだり、Youtubeを見たり、うたた寝したりして過ごしました。まったりしているようで、翌日からパートだと思うと何だか落ち着かない気分でした。

夕飯は久しぶりにカレーライスにしました。カレーライスのことは頭になかったのですが、くっついて寝ているギンタとムギを見ていたらカレーライスを連想してカレーライスが食べたくなったのでした。

ムギがカレーでギンタがごはん(グレーですが)。ギンムギカレーです。

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お出かけ 神社仏閣

早くも春を感じた初詣

今日の午前中は夫と初詣に行きました。最初、夫が「安房神社に行こう」と言いましたが地域の代表的な神社で混んでいるだろうし、ぜったい道も渋滞していると思いました。安房神社に行くのは毎年三が日が過ぎてからにしています。

なので今日は太平洋を望む海の側の洲崎神社に行くことにしました。洲崎神社も毎年行っています。

安房神社ほど大勢の人が訪れることはないだろうと思いましたがお正月ですからね。それほど広くない駐車場はいっぱいでした。でも何とか停められる場所があったのでよかったです。

洲崎神社の拝殿は山の中腹にあり、勾配の急な長い長い階段を登ります。150段くらいあります。今日、久しぶりにこの階段を登ったのですが息が切れて足もクタクタになりました・・。夫も息が切れていましたね。
この階段は足腰や体力の状態の目安になります・・。

階段を登り切り振り返ると木々の間から青い海が見えました。何度も見ている景色ですがいつ見ても清々しい気持ちになります。

そして参拝した後はいつもと同じように見晴らし台に行き真っ青な海を眺めました。南の場所だけあって暖かく穏やかな日和で早くも春を感じました。

空も真っ青で鳥が飛び交っていました

階段を降りると若い女性が「大吉!ここは大吉ばっかりじゃないの」と言っているのが聞こえました。一緒に来た人たちも大吉だったのでしょうか。

私も夫も境内に置かれている、おみくじを引いてみました。夫は中吉でしたが私は大吉でした。大吉率は高そうです。でも、やっぱり大吉だと嬉しいですね。

そういえば前回来た時にも、おみくじを引いたのですが紙が変わっていました。前回は薄い和紙でしたが今回は普通の紙でした。
和紙のおみくじは残っていた古いものだったのかもしれません。でも風情があってよかったのですが。海の近くの神社にお参り

大吉のおみくじ
カバンに入れておこうと思っています

神社正面の海を少し散策してから帰りました。帰る間際、調度正午のチャイムが鳴りました。

神社正面の海

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