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お出かけ 折々の場所

枝ぶりが素敵な桜と癒されたひと時

今日の午前中、一人で桜を見に行きました。近場に桜の名所は何か所かありますが毎年行くところではないところに行ってみました。

桜の木もたくさんある海と森を楽しめる自然公園です。3月の初めにも訪れました。いつも混んでいる食堂と海と森を楽しめる場所

駐車場に着くと交通誘導員もいて混んでいました。駐車場にも桜の木がたくさんあり眺めながら目的の園地に向かいましたが、春休みだからか子どもを連れた人がたくさんいるなと思っていたら、子ども対象のイベントがいろいろ行われていました。

目的の園地ではシャボン玉をつくるイベントをやっていて大小のシャボン玉が飛んでいました。思っていた以上ににぎやかな園地。
でも園地は広いのでシャボン玉を眺めつつ、園地のあちらこちらに佇む枝ぶりが素敵な桜を一人でのんびりとめぐりました。

桜は、腐った枝が切られて、枝ぶりが変わっていることがあります。立派な枝ぶりの時を知っていると、それが寂しく感じられる時もあります。

もしかしたら来年以降に訪れたら枝ぶりが変わってしまっているかもしれません。今も、すでに以前とは違っているでしょう。

でも今日、私には見事だと思えた桜たち。

今後、枝ぶりが変わってしまって残念に思ったとしても、見事だと思える桜を見られた思い出があることが幸せかもしれません。

ゆっくりと桜を鑑賞して満足しました。

そろそろ帰ろうと駐車場に向かう途中、施設にあるプラネタリウムが上映されるという案内をしていました。料金は200円。急ぐ用事もないし、せっかくなので参加することにしました。

プラネタリウム室に入ると家族連れが1組に男性一人に私だけでした。リクライニングの椅子に座りドーム型の天井を見上げました。プラネタリウムなんて何十年ぶりです。

星空案内人の若い女性から注意事項やプラネタリウムの説明を受けいよいよ上映開始。ちなみに映し出されるのは自然公園から見える星空。

日が暮れていくように少しずつ暗くなっていき薄暗い時間が少しありました。日の入りすぐは真っ暗ではなく、”薄明”という薄暗い時間があるとのことでした。

そして、いよいよ真っ暗になり星がたくさん出てきました。そして冬から春にかけて見える星座と星のお話を聞きながら鑑賞。上映時間は45分ほどでした。

ジブリのピアノメドレーがBGMで流れていました。

すごく感動したわけではないけれど、癒されるひと時でした。今日、行ってみて良かったな、と思いました。

ここの投影機は施設ができた40年前から使用されているそうです。

プラネタリウムの上映会は不定期なようです。機会があれば、また来てみたいです。

読んで下さりありがとうございます。

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日々の出来事

小さな神社と細道を独歩で行く人生

去年の8月から今の職場で働くようになり、それまで通ったことのない細道を通勤路として使うようになりました。そして、その細道の途中に小さな神社があることを知りました。住宅地の中で職場のすぐ近くです。

神社の境内には何種類かの木があり、秋には御神木と思われる大きな銀杏が鮮やかに黄葉していました。2月の終わりには早咲きの濃いピンクの桜が数本、咲いていました。

そして今の季節、境内のあちこちに桜の花が咲いています。神社を訪れている人はほとんどなく、ゆっくりと散策できる場所です。

昨日の朝は雨でしたが夕方は晴れて日が差していたので、パートから帰る道すがら神社に寄ってみました。

誰もいない境内はひっそりとしていて、桜の花びらがひらひらと舞っていました。

拝殿の向かって右にある桜の木は枝が枯れているからか花がまばらでした。

私の好きな木々の間から日差しが差し込む光景が見れました。

4月に入りましたが昨日は冬のような寒さでした。でも確実に日は伸びていて季節は進んでいます。

この場所を知ることが出来てよかったな、と思います。近場でも通ったことのない細道はいくつもあって、知らない場所はたくさんありますね。

ところで以前は新年度になると何かを始めたくなって、よく市のサークル案内の用紙を貰ってきて眺めたりしました。

興味を持ったサークルもありましたが、なかなかサークルの活動日時と仕事の休みが合わず具体的に加入を考えるまでには至りませんでした。

実際、見知らない人たちの中に入る勇気もありませんでしたね。

人付き合いが苦手で一人の方が気楽なのですが、一方ではどこかに所属してみたいという気持ちもあったりしました。やはり一人では得られない刺激があると思ったからです。

どこかで同じ趣味や目的を持った仲間に出会えたりしないだろうか・・と小さな期待も持っていたりしましたが、どんどん年を重ね今や50代も半ば。

もう、この年まできたら独歩でいくしかないでしょうか。

たくさんの人が行きかう大通りではなく、めったに人の通らない大通りから外れた細道を一人テクテクと行くのが自分の人生かもしれません。

でも、細道を行く楽しさもあるなあ、と思っています。

読んで下さりありがとうございます。