昨日の山の日、近場の夏の花がきれいな場所をドライブがてら夫と巡ることにしました。運転は夫です。
まず訪れたのはハス畑。観光スポットにもなっているところで駐車場やトイレもあります。しかし午後1時前に私たちが到着した時、誰もいませんでした。
それもそのはず、車から降りて正面の田んぼの向こうに見えるハス畑に向かったのですが花はすでに終わっていました。
なんと花は一つも咲いていなくて花の中央部分だけになっていました。
あらら・・残念・・と最初は思ったのですが眺めているうちに、この光景もちょっと面白くていいかも、というふうに思えてきました。
なかなかシュールです。
肥大化した花の中央部分の表面にたくさんの穴が空き何だかハチの巣のよう。色は薄い緑色から黒ずんだものまであり穴一つ一つに黒い種が一つずつ入っています。すでに種が落ちて空になっているものもありましたね。
だんだん可愛く思えてきたハチの巣もどき。
ハス畑の周囲を歩いていたら落ちている種を見つけたので拾いました。4つほど。黒い種で1.5㎝くらいの大きさです。
ドングリみたいな形です。育つでしょうか?
ハス畑の周囲は田んぼで稲が実っていて、その光景もきれいでした。
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ハス畑の次にヒマワリ畑に行くことにしたのですが、その途中でちょっと道の駅に寄りました。そこでなんとも可愛い仔たちに遭遇。
建物と外にあるトイレをつなぐ通路の屋根の内側に小さな箱が取り付けてありました。何だろうと思ったら燕の巣で4羽の雛が顔をのぞかせていたのです!
仲良く並んでいます。
あとどれくらいで空に飛び立つのでしょうか?皆、元気に育つんだよ・・と願いました。
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さて、道の駅を出て一路ヒマワリ畑へ。到着するとヒマワリ畑には誰もいませんでした。もしかして穴場?まだ、それほど知られていないのかもしれません。
ハス畑と同じでヒマワリ畑も一面の田んぼの中にあります。個人の畑だと思うのですが自由に見学できます。
昨日は雲が多かったですが、風が強かったので雲はどんどん流されて曇ったり日が差したりしていました。
太陽が雲に隠れている時のヒマワリ。
雲間から日が差すとヒマワリはいっそう鮮やかな黄色になりました。
ところでヒマワリ畑の半分は花盛りできれいに咲いていたのですが、もう半分はもう終わりなのか、ずらっとうなだれて下を向いていました。ある意味、見事。
しょんぼりヒマワリ・・。これも、なかなかシュールな光景でした。
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ヒマワリ畑を出て家に向かいました。しかし夏の花を巡る小さな旅はまだ終わりません。帰宅途中、小径沿いのハス畑を眺めるとまだ花が咲いていたので車を降りて少しだけ眺めました。
ハスの花からは神聖な雰囲気を感じます。ツボミがあるので、まだまだ咲きますね。
最後に家の近くの道沿いにずらっと咲いているヒマワリに寄りました。
同じ方向を向いて整列しているのが可愛い。
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夏の花を巡る小さな旅は予想外のことが重なりました。花が終わっていたハス畑、燕の雛たち、うなだれたヒマワリ。
でも、それらが印象的でよい思い出になりました。
読んで下さりありがとうございます。