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日々の出来事

杞憂に終わったこと

老母は野菜作りをしていて採れた野菜は家で食すほか、近くの無人直売所に出しています。

直売所に出す前日、老母は直売所を運営している男性Tさんに電話します。そうすると翌朝、Tさんが車で家に野菜を取りに来てくれます。Tさんは80代前半ですが元気で親切な方です。

ただ、そんなTさんですが最近、野菜を取りに来るのを忘れることが増えました。来ないので老母が電話するとすぐに来てくれるのですが。

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少し前にもTさんが来なかったため、老母が電話すると奥さんが出て、なんと「出かけていていない」と言われました。Tさんは野菜を取りに行くことをすっかり忘れてしまったのです。

とりあえず私が老母と一緒に直売所に野菜を出しに行きました。

老母が「前のTさんは、こんな風じゃなかった」言いましたが、年齢を考えたら物忘れも増えるでしょう。私も人のことは言えません・・。

ただ気になることもありました。

よく朝食に何を食べたか忘れるのは単なる物忘れで、朝食を食べたこと自体を忘れるのは認知症の物忘れであると言います。

Tさんが老母に頼まれたこと自体を忘れてしまったのだとしたら・・。

朝7時半、直売所での朝の情景

午前10時ごろ、Tさんが家にやって来ました。奥さんに老母から電話があったことを聞いたようです。

もう直売所に出したことを伝えました。そしてTさんは老母に頼まれたこと自体は覚えているようでした。

私の心配は杞憂に終わったようです。よかったです。

そして、それからTさんが、野菜を取りに来ることを忘れることはありません。忘れないように意識するようになったのかも。

読んで下さりありがとうございます。

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