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からだと健康 日々の出来事

右腕をいたわる日

昨日の昼下がり仕事から帰って来てから、どぶさらいをしました。家の敷地にあるU字溝(フタなし)に泥や葉っぱが詰まり流れなくなっていたためです。思っていた以上に重労働で作業を終えた後は右腕が上がらず、手にも力が入りませんでした・・。翌日は仕事が休みだからと思い少しやり過ぎたようです・・。汗だくで顔も真っ赤になりました・・。

どぶさらいをした後、お風呂に入りました。でも右腕を思ったように動かせず、体や頭を上手く洗えませんでした・・。とりあえず左手で何とか洗いましたが、右腕が自分の腕でないように感じました・・。お風呂から出た後、老母が整形外科で処方してもらっている関節痛や筋肉痛の塗り薬をもらって右腕全体に塗りました。そして背もたれを倒した座椅子に横になり休むことにしました。

目を瞑ると、ふと川端康成の短編小説「片腕」を思い出しました。若い娘から一晩だけ片腕を借り受けた男が、自分の自宅に持ち帰りその片腕と一夜を過ごすお話。シュールで美しく怪しい物語。読み終わっても、なかなか心から離れませんでした・・。片腕に心を掴まれた感じで・・。片腕は確か右腕だったはず・・。

それにしても酷使したため、だるく力の入らない私の右腕・・。早く復調するのを願いつつ、左手で右腕を何度もさすりました・・。包丁を握るのも困難そう・・夕飯は作れるかな・・などと考えているうちにひと眠りしました。
そして目覚めた時、若干、右腕のだるさが取れたような気がしました。手にも力が戻ってきていました。ちゃちゃっと夕飯を作り雑用も済ませました。でも、やっぱり少し動かすと右腕全体が痛くなりました・・。

夜、少し焼けた腕や手を蛍光灯にかざすと、細かい皺が目立ち歳を感じます・・。誰も借りてもないような腕ですが、私にとっては大事な腕です。普段は気にもしないのですが、体って不調になるとありがたみを実感しますね・・。右腕をいたわって床に入りました。これからは何か作業する時、無理をしないようにしないとだめですね・・。

そして今朝・・右腕に少し痛みはありますが、悪化はしていませんでした。よかったです。でも、遅れて左腕に少しダルさがでてきました・・。今日は休みなので、ブログを書いた後はゆっくりと過ごそうと思います。

読んで下さりありがとうございます。