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日々の出来事

連日の困った訪問者~敬遠する気持ちと分かるような気持ち

昨日、仕事が早めに終わった夫は午後2時頃に帰宅しました。そして一休みしてから庭掃除をしてくれました。

その間、私は出かけていたのですが帰宅すると夫から「庭掃除をしていた時、Fさんという人が訪ねてきたよ」と言われました。

Fさん?心当たりがなく最初は誰だか分かりませんでしたが「○○(以前働いていた職場)で一緒だったって言ってた」と言われ思い出しました。

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Fさんは70代半ばくらいになる女性で私よりも先に退職しました。ウチから近い場所に住んでいますが部落が違うので全く会うことはありません。でも、なぜか一年に一度くらい突然、思い出したように電話をくれたりします。

そんなFさんがなぜ突然、訪ねて来たのでしょう?

夫が「○○宗がどうのとか言ってたよ」と言いFさんが持ってきたという印刷物を渡されました。それは宗教関係のものでした・・。

なんとFさんは私を宗教に勧誘するために来たようです。ちなみに一緒に働いていた時にFさんから宗教の話を聞いたことはありません。

Fさんは、いい人ですが、かなり天然でおかしなところがあります。

電話がきたら面倒だなと思いましたが、宗教嫌いの夫が冷ややかな態度で受け答えをしておいたと言っていたので宗教の話はもうないだろうと思っていました。

ところが今日の午後、家にいたのですが誰かが来たようだったので外に出るとFさんと、なんともう一人女性がいたのでした!うわあ・・と思わず引いてしまいましたよ。

まさか、昨日の今日でまた来るとは思いませんでした。

出なければよかった・・と思いましたが時すでに遅し。昨日と同じ印刷物を渡されました。そして話し始めた女性・・。

でも全く入信する気はないので「ウチは真言宗なので」と断りました。すると女性は「それは邪宗(!?)で家のことしょう。これは個人でやることだから」云々と言い募りました。

しかし私の態度から迷惑がっているのを察したのか早々に話を切り上げ帰って行きました。ふう・・。連日の困った訪問者でした。

ところでFさんがこの宗教に入ったのはつい最近のようです。

Fさんには事情があり籍を入れていない80代半ばの連れ合いの人がいるのですが、その人が施設に入ったことを昨日、夫がFさんから聞いていました。(夫とFさんは初対面。初対面の相手に話すことでもないと思うのですが・・・)

そうだとすると今、Fさんは独りで暮らしていると思われます。

遠方に住むお子さんが一人いますが(連れ合いの人の子ではありません)、あまり交流はないようなので、やはり、その辺の孤独感がFさんを宗教に向かわせたのかもしれません。

私も夫より長生きすれば、いずれは独りになります。その孤独を思うと宗教に傾倒したFさんを敬遠する気持ちがありつつ、分かるような気もします。

そしてFさんには子供がいますが、子供がいない私は天涯孤独になるわけで、その孤独に私は耐えられるだろうかと思ったりしました・・。

読んで下さりありがとうございます。

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