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日々の出来事

給仕係の心配

いつも仕事から戻り、車から降りた時や勝手口の戸を開けた時、家の猫4匹のうち3匹が「ミャーミャー」鳴きながら寄ってきます。シオとムギとギンタです。(もう一匹、キナコだけは完全室内飼いで外に出られない部屋で過ごしています。)お出迎えしてくれているわけではなく「ミャーミャー」とご飯のおねだりです。猫たちは私のことを給仕係だと思っています。まあ、実際そうなのですが・・。
朝、夫はシャワーを浴びるため私よりも早く起きます。老母もたいがい私よりも先に起きています。夫と老母が起きてきても猫たちはゴロッとしていて無反応です。ところが私が起きていくと猫たちのテンションは上がります。俊敏に起き上がり「ミャーミャー」と鳴きながら、小走りに私の後を追いかけてきます。給仕係の効果は絶大です・・。

昨日の昼下がり、仕事から戻ると、いつものように猫たちが「ミャーミャー」鳴きながら寄ってきました。シオとムギと・・あれ?ギンタがいない・・と思いました。ギンタを探すと軒下に置いてある細長い木箱(30㎝×60㎝くらい)の上に畳んだ干し網があり、その上でゴロッとしていました。起きていますが声を掛けても返事はなし。給仕係が帰って来たというのにテンションが低いです・・。シオとムギは元気に「ミャーミャー」鳴き私の側に来るというのに・・。ムギとシオはご飯を食べましたが、ギンタは食べませんでした・・。

庭でムギが蝶を見つけて追いかけても、ギンタは顔を上げただけで追いかけようとはしませんでした。いつもだったらムギを追いかけて行くのに・・。鳴かないし、動かないし、何だか元気がありません・・。どこか具合が悪いのではないかと心配になりました・・。ギンタのことを気にかけながら雑用をしていると、ふとギンタの姿が見えなくなりました。どこに行ったのかと、またまた探すと軒下に置いてある背負いかごの中にいました。いつの間に移動したのでしょう・・。声を掛けると「クー」と一声だけ鳴きました・・。そこにいたいようだったので、そのままにしておくことにしました・・。

このままの状態だったら動物病院に行かなくてはいけないな・・と思いました。しかし夕方になるとギンタは背負いかごから出てきてご飯を食べ始めました。そして、あちこち動き回りだしたので、ほっとしました。蒸し暑さでギンタもぐったりしていたのかもしれません。猫も熱中症になることがあるようなので気を付けたいです。

昨日の夜、側に来たギンタを抱き上げた時、右耳の少し下の毛が抜けて5㎜×5㎜ほど皮膚が露出しているのを見つけました。うーん・・。何でしょう・・。少し気がかりですが様子を見ようと思います。とりあえずギンタは元気になりました。

今朝のギンタ ご飯を食べて少し遊んでから伸びてます

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色々な場所から「こんにちは」「こんばんは」「また明日」

私の家には4匹の猫がいます。シオとキナコとギンタとムギといいます。思い思いに自由に過ごしています。たまに思わぬところにいて、鳴いて教えてくれることがあります。猫は人に対してだけ「ニャー」と鳴き、猫同士では鳴かないそうです。なので猫たちが鳴くのは私に対して声を掛けてくれてるんだと思います。「こんにちは」でしょうか?「こんばんわ」でしょうか?「ありがとう」でしょうか・・?。何て言ってるのかは分かりませんが、勝手に想像して遊んでいます。猫たちの鳴き声は「ミャーミャー」だったり「ウニャーウニャー」だったり「ニャッニャッ」だったり「クークー」だったり、それぞれ違います。鳴き声でどの猫か分かります。

昨日の午後のことです。庭にいると、どこからか「クークー」というギンタの鳴き声がしました。探すとギンタが屋根の縁にいて私の方を見ていました。雨が降り出しそうな空模様。「こんにちは。ひと雨きそうですね・・」とでも言ったのでしょうか・・。

ギンタ「雨は苦手です・・」

数日前の朝も外に出ると「クークー」というギンタの鳴き声がしました。どこにいるかと思ったら軒の上にいました。「おはよう!気持ちのいい朝だね」って感じでしょうか。

ギンタ「高いところは気持ちいいですよ」

そして、ある日の夜、ムギの姿が見えないことがありました。どこに行ったのでしょう・・。夜なのに外で遊んでいるのでしょうか?ムギの名前を呼ぶと「ニャッニャッ、ニャッニャッ」という小さい鳴き声がしました。ムギです。探すと新聞を入れてある紙袋の中で丸くなっていました・・。「こんばんは。寝てるから起こさないでね」とでも言ったのでしょうか・・。

ムギ「新聞のベッドは寝心地がよくて、おすすめ!」

ある日の夜、ダンボール箱に丸い穴をあけて居間に置いておきました。早速、キナコが入っていました。箱をのぞくと「ウニャーウニャー」と大きい声で鳴きました。「こんばんは!いい場所見つけた!」って感じですかね。

キナコ「ここいいね。落ち着く」

シオは、よく姿を隠します。どこにいるかというと天井裏です。名前を呼ぶと、その都度「ミャー」と返事をしてくれます。でも、なかなか降りてきません・・。何回か呼んでいるうちに、その内返事もしてくれなくなります・・。「シオ」「ミャー」「シオ」「ミャー・・」「シオ」「・・・」。「うるさいな・・。お休み。また、明日」って感じでしょうか・・。天井裏なので写真は撮れません・・。

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猫のいない人生なんて・・

銀麦きょうだい(猫)は元気に過ごしています。・・というか元気過ぎ・・。今、月齢10ヶ月くらいでしょうか。毎日、エネルギッシュです。家の中を2匹でドタドタと駆け回ったり、じゃれあったり、取っ組み合いをしたり賑やかです。おかげで家の中も荒らされていますが・・。

とくにムギはいたずらっ子で、よく紙を噛み千切ります。部屋に置いてある雑誌やダンボールをボロボロにしたり、低い位置にかけてあるカレンダーの下部分をビリビリにしたり・・(気が付いたら山形になくなっていました・・)。

また食べ終えてゴミ箱に捨ててあったチュールの袋を引っ張り出し噛み千切っていたこともありました・・。畳や床の上には年中、細かく噛み千切られた紙などが散らばっています。ボロ屋がさらにひどい有様です・・。

猫が紙などをかじる理由は色々あるようですが、ムギの場合、単純に好きなんだと思います。ストレスで紙などをかじることもあるようですが、ムギの場合、ストレスではなく遊びですね。じゃれているみたいです。ギンタも時々、紙をかじって遊んでいることがありますが、ムギほど激しくありません。

ギンタは穏やかでマイペースで・・ちょっとおバカな猫です。ギンタはシッポが長いのですが、時々自分のシッポを追いかけてグルグルしています。茶トラだったら「バターになるよ」と声をかけるのですが・・。(ちびくろサンボです)サバトラは何になるのかな?

ムギはシオ(怒りっぽいです)に唸られると唸り返します。気が強いです。ギンタは怒ることはありません。シオに唸られても気にせずゴロッとしていたりします。ギンタは平和主義者ですね。

対照的な2匹ですが変わらず仲良しです。遊び相手がいるのはいいですね。人間が相手をしなくても勝手に遊んでいます。まあ、荒らされたあとの片づけはしなくちゃいけませんが・・。

夜、銀麦きょうだいは、ひとしきり動き回ってから眠りにつきます。少し前までは2匹一緒に眠っていましたが、最近はそれぞれ別々に居間の座布団で眠っています。その寝姿を見ると、なぜか私はホッとした気持ちになります・・。

猫のいない人生なんて・・クリープを入れないコーヒーと同じで・・星のない夜空のようなもの・・。(ふと思い出した昔のCMのフレーズ)

なんでしょうかね・・ギンタのこの格好は・・
阿波踊りでしょうか・・
アンモナイトなムギです

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サイレントニャーと猫の野心

昔、一匹の野良猫が家にやって来ました。初対面の時から「ニャーニャー」と鳴きながら人のところに寄ってくる人なつこいメス猫でした。そして、この猫は、声を出さずに鳴くサイレントニャーをよくする猫でした。人の顔を見て声を出さずに口だけパクパク動かすのです。これは猫にとって最大の愛情表現らしいです。黒白の猫でしたが、クロと呼んでいました。家に置いて欲しかったのでしょう。クロは一生懸命、私を見て口をパクパクさせました・・。

当時、家にはチビというメス猫がいました。クロはチビに敵対心を持っていて、チビを追いやろうとしました。一度、チビが顔にケガをしていたことがありましたが、多分クロのせいだと思いました・・。一所懸命、サイレントニャーをするクロには、チビに成り代わり家の猫になりたいという野心があったようです・・。どうしたものか・・と考えていたら、クロはそのうちお隣の家に移って行きました。飼い猫になったといっていいかは分かりませんが、お隣でご飯はあげていました・・。

少し前に、家の猫になったオス猫のギンタとメス猫のムギの銀麦きょうだい。今ではずい分とフレンドリーになり「ニャーニャー」と鳴きながら寄ってくることもあります。家の中では当たり前のように、その辺でゴロッとしていたりします。顔を近づけスリスリすることも出来ます。
そんな銀麦きょうだいのムギが、ある時、口をパクパク動かして私の顔を見たのでした。ムギはサイレントニャーをしてくれる猫だったのです!何だか、うれしいと思っていたのですが・・・。

家には先住猫のシオとキナコがいます。シオは放し飼いなので、ずい分前から銀麦たちとは顔なじみです。しかし、完全室内飼いのキナコとは面識がほぼありませんでした。それぞれ別々の部屋で過ごしていましたが、キナコのいるところにムギが入ってしまったことがありました。でもその時、何事もなく大丈夫だったので、時々同じ部屋で過ごしていました。最初は遠巻きに見ていたムギですが、たまにキナコを見つけると追いかけるようになりました。キナコの方が3倍くらい体が大きいのですが、キナコが怯えて逃げます・・。

キナコにはマイハウス(2階建てのケージ)があるので、ムギに追いかけられたらそこに入れます。そうすれば安心ですが、この前ムギがキナコのケージの近くで監視してることがありました・・。怖い・・。ムギは最近、強気です。何か野心があるのでしょうか・・。

ちなみにギンタは、マイペースで我関せず、といった感じで過ごしています。

そして、余談ですが、クロはシオのおばあさんです・・。

相変わらず仲良しの銀麦きょうだいです

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銀麦きょうだい・・ちょっとだけ♥?

ギンタ(オス猫)とムギ(メス猫)の銀麦きょうだいも、ずい分大きくなりました。じゃれあったり、一緒に眠ったり、相変わらず仲良しです。あと2、3ヶ月もすれば、りっぱな成猫になることでしょう。でも、それは悩ましいことでもあります。かわいい子猫でもうしばらくいて欲しい・・というのもありますが、成猫の問題が出てきます・・。

ムギは3月の初めに去勢手術を済ませました。ギンタも去勢しなければなりませんが、何だかオス猫を去勢するのは、かわいそうに感じてしまうのです・・。かわいそうな気持ちは、メス猫に対しても少しは感じますが、オス猫に対しての方が強く感じます・・。心の深い所にあるのは罪悪感でしょうか・・。
それにしても猫のフグリは、すごくかわいくて・・取ってしまうのがもったいないです・・。(変態ですかね・・)ギンタのフグリを時々、眺めさせてもらっています。

しかし去勢しないと近いうちに縄張りを示すためマーキングするようになるでしょう。家の中であちこちにされたら大変です・・。また、いずれはどこか遠くに旅に出て帰って来なくなることも考えられます。それを考えると早いうちに去勢しなければ、と思います。
5月6日に緊急事態宣言が解除されてから動物病院に連れて行こうと考えていました。しかし・・というか案の定、全国で緊急事態宣言が延長になるようですね・・。どれくらいの期間延長になるんでしょうかね・・。先が見えず一体いつになったら平穏な日がもどってくるのやら・・。

食事をする部屋が銀ムギきょうだいの主な居場所です。部屋の中を2匹で駆け回ったり、くつろいだり眠ったりしています。人が寝静まった真夜中が一番活動的になり、タタタタタ・・タタタタタ・・タタッと妙にリズミカルな駆け回る足音がしたりします・・。
朝、起きて食事をする部屋に行くと、たいがい2匹は寝ています。一緒に猫ベッドで寝ていることもあれば、それぞれ別々の場所で寝ていることもあります。それにしても猫の寝姿って本当にかわいい。幸せな気持ちになりますね。私は猫の寝姿が大好きです。
2匹は私が来たのが分かると起きてきて伸びをして、「ミャーミャー」と鳴いて寄って来ます。ごはんのおねだりです。すっかり家の猫になりました。

緊急事態宣言が解除になるまでは待てず、ギンタの去勢は5月中に行いたいと思います。

ある日の老母の椅子でくつろいでいる銀麦きょうだい(椅子が汚れないようペットシーツ敷いています。シーツ汚れてますね・・)

回転させると・・ちょっとだけ♥にみえませんか?

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