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日々の出来事

チュールが笛代わり

つい最近まで暖かかったのに急に気温が下がり冬のような寒さになりました。まだ早いかなと思ったのですが、一昨日、コタツを出しました。 早速、猫たちが潜り込み温まっています。

コタツのある部屋にいるのは大人猫4匹です。普段からまったりと過ごしていますが寒い季節になるとコタツの中でますますまったりゆったりゴロゴロ過ごすようになります。コタツの中は猫たちにとって極楽です。(人間にとっても極楽でお尻に根が生えます)

そして子猫3匹はまだ暖房器具のない別の部屋で過ごしています。ドタドタ駆け回り困るくらい元気な子猫たちも気温が下がり寒くなってきたら少しは大人しくなるかな・・と期待したのですが今のところ変わりありません。

昨日も仕事から戻ると置いてあったペーパータオル1パックが全部掻き出され部屋に散らばっていました。置いておいた方が悪いのですが”ぎゃーっ!”って感じでした。そういえばゴミ箱からゴミを掻き出していた時もありましたね。何かを掻き出すのが楽しいんだろうな・・。

子猫たちの暴れっぷりに手を焼いていますが、子猫たちが大人猫になり落ち着いてきたら子猫時代の暴れっぷりも懐かしく思えるのかもしれません。

ところで動き回る子猫たちを一瞬で止める方法があります。チュールを1本掲げて見せるのです。子猫たちの目はチュールにくぎ付けになり「ミャーミャー」大きな声で鳴きだし私の周囲に集まってきます。そして私が歩き出すと子猫たちも私のあとをぞろぞろついてきます。私が止まると子猫たちも止まります。再び歩き出すと子猫たちも歩き出します。

“ハーメルンの笛吹き男”みたいです。チュールが笛代わり。チュールは魔物です。しかし効果は一瞬、食べ終わるとまた元気に駆け回りだします。
まあ、元気で何よりなのですが。

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日々の出来事

お母さんが大黒柱~思いもよらない話

職場の厨房に30代後半で、がたいがよく見るからに頑強そうな男性の調理師がいます。独身です。気さくな人柄で誰とでも楽しそうに接していて、私もたまに話をしますが明るく屈託のない人だな、と思っていました。

しかし、そんな男性から数日前、思いもよらない話を聞き驚いたのでした。最初は60代後半のお母さんについての話からでした。お母さんは長い間、介護の仕事に携わっていて最近、夜勤をやめたそうです。年齢的に介護の仕事は日勤でも大変だと思うのですが70 歳までは続けるつもりとのこと。頭が下がります。

それにしても、よく頑張るなあ、と感心。立派な息子もいるのに。
「お母さんは仕事が好きなんですね」と私が言うと男性は「そうだね。それとオヤジが早くに亡くなったから」と言いました。最初、お父さんが亡くなったのは男性が成人前かと思ったら10年ほど前でした。男性が20代後半の頃ですでに立派な社会人です。
でもお母さんは大黒柱として頑張らなければと思ったんでしょうね。私は納得しつつ、もう大黒柱は息子に譲ればいいのにとも思ったのでした。そして、とりあえず話はこれで終えるつもりでした。

しかし男性が突然、「俺が透析になってしまったから」と言い上着の袖をまくり上げ腕を見せたのでした。そこには痛々しい人工透析のあとがありました。
30代で透析!まさか、と思いました。いつも明るく振る舞う男性からは、そんな大きな病気を抱えながら仕事をしているとは微塵も感じられませんでした。ちなみに、この会話の時も決して暗い深刻な口調ではなく、あっけらかんとした感じで話していました。

男性が一日おきに休みなのは人工透析のためだったのでした。お母さんが仕事を頑張るのも息子を慮ってでしょう。ちょっと嫌なことがあると、すぐ泣き言をいってしまう自分が恥ずかしくなりました・・。

ところで今日のお昼、男性に昼食で残った豚汁と鯵の甘酢和えを分けてもらいました。私はお弁当を持っていっていますが、おかずは全部冷食です。作るのが面倒で。今日、分けてもらった手作りのおかずは美味しかったです。

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日々の出来事

何てことない日常を振り返ったら・・ハモニカの音色

昨日の午前中は老母に頼まれ一緒にクリーニング店とホームセンターに行きました。お抱え運転手です。まずはクリーニング店。長らく利用しているクリーニング店ですが11月で閉店になります。近場でよかったのですが今度からどこに行こう・・。

ホームセンターでは私も買いたい物があったので老母とは別に店内を回ることにしました。でも老母1人では買い物に手間取ると思い、私はさっさと買い物を済ませ買った物を車に載せると老母を探しに行きました。
広い店内。 迷子になった子どもを探す気分です。 お抱え運転手というか・・最近は保護者ですね。
そして、あちこち探し靴売り場で発見。靴を選んでから一緒に園芸売り場へ行き、園芸用手袋と大根の種を購入。

老母は体の不調を訴えつつ大根を作る気力はあるようです。野菜作りだけはやめませんね。ちょっと動くのも億劫そうなのに。不思議です。でも一つでもやり続けられることがあるのはいい事だと思います。また何かしらの野菜を作ってあると家計も助かります。

それからスーパーで買い物をして帰宅。もうお昼近かったです。午後はYouTubeを見たりダラダラと過ごしました。おやつにはスーパーで買った山崎の昔からある”ふんわりワッフル”を食べました。カスタードクリームが定番ですが季節商品のマロンクリームがあったので買いました。

食べながら、ふと、私には何かやり続けられることがあるかな・・と考えてみました。現状、続いているのはこのブログでしょうか。何てことない日常の記録。後々、振り返ったら、何でもないことが幸せだったと思うのでしょうか・・。脳内に流れてきたハモニカの音色・・。虎舞竜かよ!と自分で自分に突っ込みを入れました。

マロンクリームが大好きです♡

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仕事 日々の出来事

どこまでも付きまとってくる疎外感

先月の終わりだったでしょうか。40代後半の女性が入職することになったのですがお子さんが熱を出したとかで入職が先延ばしになりました。その後、話がなくどうなっているのかな、と思い同僚に尋ねたら今月の15日の締め日後から来るとのことでした。

そして昨日が15日。いよいよ来週の月曜日から新しい職員がくると思っていたら上司からその人と連絡が取れず入職はなくなったという報告がありました。連絡が取れない?非常識だということで非難している同僚もいました。

仕事が決まり初出勤まで日数があると、その間にテンションが下がり億劫になるような気がします。仕事が決まったら早めに働き出した方がいいのかも。今回の方が来れなくなった理由は分かりませんが、もし気が変わったなら一言辞退する旨を伝えればいいのにと思いました。

私もまだ見習い期間でもうじきやっと2ヶ月。新しく来る予定だった人は同僚2人よりも年が近くて来てくれたらよかったなと思いました。(同僚2人は私よりずっと年下)でも子どものいない私とは話が合わなかったかもしれません。(ちなみに同僚2人は子どもがいます)

どこの職場でも当然のように「お子さんはいくつ?」と聞かれます。「いません」と言うと何となく困った雰囲気が流れ会話が終わります。子どもがいたら、そこから話が広がるのでしょうが・・。なんとなく感じる疎外感。この疎外感はどこに行ってもつきまとってきます。

昨日も利用者の女性に「子どもは?」と聞かれたので「いません」と言うと「1人くらいいなきゃだめじゃない。子どもはかわいいのに」と言われました。まあ、たまたま恵まれなかっただけなのですがね。

“子どものかわりに猫がいっぱいいます”と言おうかと思ったけれどやめました。”猫と人の子どもを違うよ。一緒にしてはだめ”とたしなめられそうな気がしたので・・。

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お出かけ 神社仏閣 食する

印象的な社殿とポカポカになった足裏、そして”てんこ盛り定食”

今日、久しぶりに夫と神社に行きました。場所は房総半島九十九里浜の最南端に位置する一宮町に鎮座する玉前神社です。朝8時過ぎに出発して2時間程で到着。平日なので空いていて訪れている人は少なかったです。

朱色の一の鳥居と石造りの二の鳥居を抜けると、もう一つ社殿に続く階段の前に控柱が付いている朱色の三の鳥居がありました。この種類の鳥居を夫は勝手にアウトリガー付き鳥居と呼んでいます。確かにそんな風にも見えるかも。

「一の鳥居」真東を向いていて春分と秋分の日には、九十九里の海から昇った太陽が鳥居を照らすそうです。

「二の鳥居」アウトリガー付きの三の鳥居は写真を撮り忘れました・・。

社殿ですが珍しい黒漆塗りで印象的でした。重厚な雰囲気があります。また柱や屋根の縁に赤い線が入っているのが差し色になっていてカッコいいな~と思いました。屋根は銅板葺きです。

「社殿」建築様式は大唐破風・流れ入母屋権現造りというそうです。

参拝後は境内を散策。 「はだしの道」というのがありました。 木が植えられている石垣のまわりに玉砂利が敷き詰められていて、そこを裸足で3周時計回りに廻ると気が満たされるとのこと。夫と「痛い!痛い!」と言いながら3周廻りました。はだしの道を歩いた後は少しの間、足裏が痛かったですが、しばらくするとポカポカしてきました。

「はだしの道」

それから境内の小さな神社に参拝したり、君が代で歌われている”さざれ石”や子授かりイチョウ(もう、関係ないですが)やらを眺めたりしました。ご神水(容器は自分で準備)やご神砂も頂けるようです。今日は頂いてきませんでしたが。

「さざれ石」

御朱印はコロナの関係で御朱印帳への記帳は休止しており書き置きを頂きました。10月ということでコスモスとトンボがあしらわれていました。あと瓢箪のお守りがかわいいなと思い頂きました。
来た時は曇っていた空も帰る時は気持ちいい青空が広がっていて清々しい気持ちになりました。

帰り、駐車場にて

お昼は通りがかりの定食屋さんに入りました。夫は特選トンカツ定食、私はカツオフライ定食を頼んだのですが、量が半端ない!ご飯は大盛り、カツオフライはいっぱい。ご飯は何とか食べきりましたがカツオフライは食べきれず・・。そういうことを見越してでしょう。店内に持ち帰り用のパックが詰まれていました。パックを一つ頂き残ったカツオフライを持って帰りました。味は美味しかったです!そして料金は1,000円未満!

「カツオフライ定食」生姜、ニンニク、辛子、タルタルソースが付いていていろいろな味を楽しめました。

真っすぐ帰り14時には帰宅。お腹いっぱい過ぎて夫も私もゴロッとしてしばらく休みました。久しぶりの神社参拝でしたが気分転換ができてよかったです。

「御朱印と瓢箪守」

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