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真冬の短い冒険

古参猫4匹と新参猫3匹は別々の部屋で過ごしています。(両方の部屋で過ごす猫が1匹います。親子猫たちとのイタチごっこは続く・・)

夕方、パートから戻ると、まず猫たちの様子を確認します。たいがい猫たちは私を見るとニャーニャー鳴いてご飯の催促をします。猫たちにとって私はごはん係です

一昨日の夕方もパートから戻るといつものようにニャーニャー鳴く猫たちにご飯をあげてから一休み。それから夕飯の準備を始めました。
途中、底冷えがする寒さで上着をもう1枚羽織ろうと思い取りに行きました。

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新参猫がいる部屋に服は置いてあるのですが、部屋に行くと、妙な静けさが漂っていました。オカユもミソニもツクネも見当たりません。
でも、しばらく前にご飯をあげた時は確かにいたので、どこかに隠れているのだろうと思いました。猫たちは時々、気配を消します。

しかし雑多な部屋の中を探してみても猫たちの姿はなし。部屋の南側と西側は縁側になっていて猫たちは縁側にいることもあるので縁側を見ると・・。南側のサッシの端が少しだけ開いていました!

しまった!鍵をかけてないところがあり、そのサッシを開けて外に出たのだと思いました。たまたまサッシをいじっていたら開いてしまったのでしょう。

すぐにサッシを大きく開けて外を見回しました。すると縁の下から飛び出してきたオカユが縁側に飛び込んできました。1匹捕獲・・というか自ら戻ってきました。

あと2匹、すぐにミソニがやって来ました。そして縁側の近くに来たところを捕獲。あとはツクネだけ・・。外に出て探そうと思った時、他の2匹につられたのか、すぐにやって来ました。そして近くのエアコンの室外機の上にのり私の方をジッと見ています。

捕まえようとすると逃げられそうだし・・どうしようかと思案していたら側に来たので、すかさず捕獲。あっけなく3匹の短い真冬の冒険は終わりました。無事、3匹戻ってきてよかったです。

外に出て行方知らずになる猫の話はよく聞きます。3匹は家のすぐ側にいたのでしょうが、もしかしたら真冬でなく春とか夏だったら簡単には帰って来なかったかもしれません。

いつの間にか猫たちは色々なことを学習します。サッシが開くことを覚えたらまた同じことをするでしょう。猫たちは冒険心が旺盛です。気を付けなければ・・。


猫団子になる3匹

読んで下さりありがとうございます。

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