小さな命と小さな後悔

昨日パートは休み。朝、起きると冬のような寒さで、温かいものが飲みたいと思いお茶を淹れました。

まだ熱々なのでお茶を淹れたカップを少し冷まそうと思いテーブルに置くと、どこから現れたのか小さな白っぽい蛾が飛んできて、なんとお茶の中に入ってしまったのでした。

あーあ・・。お茶の表面に浮かぶ蛾と広がっていく鱗粉。

せっかく飲もうと思っていたお茶が台無しになってしまい朝からガックリでした・・。でも熱々のお茶で溺死した蛾に対してもほんの少しだけかわいそうな気持ちになりました。

お茶はまた淹れ直せばいいけれど、小さな蛾の命はこれで終わりですから。

自ら熱々のお茶に飛び込んでいくなんて馬鹿な蛾だね・・と心の中で呟きました。

さて、朝は冬のような寒さでしたが日中は気温が上がり少し暖かくなったので、近くのコンビニに歩いて買い物に行きました。

その途中でカマキリを発見。小径の真ん中でジッとしていました。

かがんでカマキリを見つめると、カマキリの突き出た目の中に小さな黒い点がありカマキリも私の方を見ているような気がしました。

挨拶されているような、にらまれているような・・。

ちなみにカマキリは複眼で360度見えているらしいです。不思議で面白いですね。

買い物を終えコンビニから帰る時もカマキリは同じ場所にいました。日向ぼっこでもしていたのでしょうか。

ところで昨日に続き今日もパートは休みです。今週は休みが多いです。昨日同様、今日も近くのコンビニに歩いて買い物に行きました。

そして昨日、カマキリがいた場所に来た時、ひしゃげて干物のようになったカマキリを見つけたのでした。多分、昨日のカマキリだと思います。ちょっとショック・・。

小径のすぐ側はアパートの駐車場なので駐車場から出てきたか、帰って来た車に轢かれたのかもしれません。

せっかく360度見えていても危険を察知することはできないのでしょうか・・。

昨日、草むらに移動してあげればよかった・・と小さな後悔をしたのでした。

読んで下さりありがとうございます。