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日々の出来事

人生、何色?・・そして感謝

昨日は午後2時頃、一旦仕事から帰宅し、その後夕方、再び職場へ行きました。月1回行われる会議に出席するためです。職員が持回りで書記をやります。今月は私の番でした・・。

夜7時半ごろ帰宅し簡単な夕食をとり8時過ぎから議事録を作成しました。ちなみに手書きです・・。四苦八苦して、とりあえず夜10時半くらいに書き終えました。全部でA4の用紙3枚とちょっと・・。手が痛くなりました・・。

文章を書くのは下手だし、苦手です・・。的確な言葉や言い回しがなかなか見つかりません・・。いい歳なのにボキャブラリーも貧弱です・・。なのにある日、たくさんの人がやっているブログというものを私もやってみたくなったのでした・・。

ブログの登録をしたのは2017年の9月でした。しかし実際には、タイトル、ハンドルネームもなかなか決められません。そして、そもそも何を書くかも浮かびません。とりあえず、なにか書いてみよう・・と思っても最初の言葉が出てきません・・。いろいろ考えあぐねているうちに、2年が過ぎまてしまいました・・。これでは、いつまでたっても始められないなあ・・と思いました。

この歳になるまで、のんべんだらりと生きてきて、なにか身に付いたものもなく、振り返ると本当に大したことのない人生です。バラ色の人生では、まったくなく、かといって灰色でもないかなあ・・と思います。(他人から見たら灰色かもしれませんが・・)自分の人生は何色かな・・と考えると暖色ではないですね。寒色ですね。

ブログのタイトルには好きなブルー系の色を入れてつけることにしました。

そして、もう考えるのをやめました。考えるのをやめて書き出しました。去年の11月でした。そして今のところ何とか続けています。

50歳を過ぎ、月日が経つのが嫌だったのですが、ブログを始めたらそうでもなくなりました。ブログって日々の積み重ねが大事な気がします。(何事もそうかもしれませんが・・)大したことない記事でも少しずつたまり、訪れて下さる方がいることが素直にうれしいのです。感謝です。

こんなオバサンのたわ言に付き合って下さりありがとうございます。

今日は快晴で暖かです。春ですね。

読んで下さりありがとうございます。

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雑記

展覧会のチラシとレシート

新型コロナの感染拡大の影響で様々なイベントが中止になっていますね。私も見に行きたいと思っていた展覧会が中止になり残念に思っています・・。
東京都美術館で開催されていた「ハマスホイとデンマーク絵画」展です。展覧会は1月21日~3月26日まで開催の予定でしたが閉幕になってしまいました。ハマスホイのことは知らなかったのですが、去年、展覧会チラシの絵を見ていいな、と思い絶対行こうと思っていたのです・・。

山口県立美術館で巡回展が開催される予定のようですが、ちょっと家からは遠すぎて行くのは難しいですね・・。

早いうちに見に行けばよかった、と後悔しています・・。

私は見に行った展覧会のチラシ、作品リスト、半券を記念としてクリアファイルに入れてとってあります。見に行った順になっていて、時々見返して一人で楽しみます・・。ずいぶん、たまりました・・。

また私は出かけた時に買い物や食事をしたレシートもとってあります・・。レシート、何となく捨てられないんですよね・・。レシートも思い出です・・。

以前は、日々の買い物のレシートも手帳に貼ってとってありました。別にお金のチェックのためではありません。私は家計簿を付けたことがなく、お金に関してはどんぶり勘定です・・。レシートをベタベタ貼ってある手帳を見ると平坦な日々なりの暮らしが実感できる気がしました・・。今はもう、してませんが・・。

展覧会のチラシ、作品リスト、半券、レシート・・・普通はゴミかもしれませんが、私にとっては大切なものなのでした・・。

「ハマスホイとデンマーク絵画」展のチラシの絵は、白いテーブルクロスの掛かったテーブルに寄りかかる後ろ姿の女性の絵と開いた白い扉の絵です。落ち着いた色調でどこか不思議な雰囲気があります・・。チラシはたまたま捨てずにとってありました。行けませんでしたが、クリアファイルに入れて行けなかった思い出として、とっておこうと思います・・。

〈展覧会のチラシ、作品リスト、半券の一部〉

「ハマスホイとデンマーク絵画」展のチラシ

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からだと健康 日々の出来事

老母の耳と目について

今日は休みだったので、天気がよかったらドライブにでも行きたいと思っていました。ちょっとした気分転換に菜の花や海を見たかったのです。遠くではなく近場の人のいない場所で・・。
でも今日は寒くて午前中に雨も降り出しました。ガソリンを入れ買い物をして、午前11時頃に帰宅して結局家でだらだらと過ごしました。

暖かい天気のいい日にドライブに行こうと思います。以前は一人だとつまらないなと思うと、よく老母を誘いました。でも最近は動くことがおっくうなようで出かけたがりません。まあ、80もとうに過ぎてますからね・・。

今日、雨が降り出した時、老母に「雨、降って来たよ」と教えました。
私の家はすっごく古いので雨音は家の中にしっかりと聞こえます。でも80を過ぎたくらいから老母の耳は遠くなり、降り出したばかりの雨音は聞こえなくなりました・・。本降りになり音が大きくなるとやっと聞こえます・・。

目は数年前に緑内障になりました。一般的に緑内障は眼圧が高くなるといいますが、老母の眼圧は正常です。眼圧が正常でも緑内障になるんですね・・。正常圧緑内障というらしいです。
そいえば老母は数日前、目が覚めたら真っ暗で何も見えない夢を見た、と言ってました。そんな夢を見るのは緑内障が気になっているからでしょうね・・。
でも真っ暗な夢ってどんななんでしょう?何だか不思議な感じがしました。

今月は眼科受診で視野の検査を行いました。幸い老母の目に大きな変化はありませんでした。よかったです。

ちなみに緑内障の点眼薬は、まつ毛を長くするそうです。老母のまつ毛もどれだけ長くなるかと思いきや、年のせいか残念ながら、今のところ変わりません。夫の同僚(男性)にも緑内障の方がいて、その方のまつ毛はフサフサだそうです。

老母はその他にもあっちが悪い、こっちが悪いと言い整形外科に行ったり内科に行ったり忙しいです・・。あれ?出かけたがらないどころか、けっこう出かけてますね。(病院ばっかりですが・・)

まあ、でも長く生きていれば、あちこち、くたびれてきますよね・・。私も最近、実感します・・。

午後もずっと雨降りでした。少し鬱々とした気分でしたが、気を取り直し夕飯はたくさんの野菜でポトフを作りました。老母もたくさん食べてくれました。

食べ物は大事なので、しっかり食べてくれると安心します。

ポトフ、盛り付けが下手です・・

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初めて知った猫の気持ち・・

半野良の子猫たち(サバトラのオスとキジトラのメス)がウチに来て3ヶ月ほどがたちました。でも相変わらず人になれません。とくにキジトラ・・。
ごはんをあげる時は一応、寄ってきます。そしてサバトラは警戒しつつも食べだしますが、キジトラは少し離れたところに香箱座りになり、それ以上は近寄って来ません。人が立ち去るとやっと食べだします。

なぜ、こんなに警戒心が強いのでしょう?それは、やっぱり母猫の影響かな・・と思うのです。
元々は3か月ほど前、子猫たちは母猫とやって来たのでした。母猫は生粋の野良猫で、近づこうとするとシャーっ!と牙をむき威嚇し爪を立てます。捕まえるのはおろか、触れるのも困難です・・。こんなに人間に対して不信感をもった母猫に育てられたわけですから、なかなかなつかないのも仕方ないかな、と思っています・・。個々の猫の性質もあるかもしれませんが・・。

最近、母猫は子離れをしたのか、あまり姿を見せなくなりました。たまに母猫が来ると子猫たちは母猫の側に行こうとしますが、母猫はシャーッと怒ります・・。親離れを促しているのでしょうか・・。
母猫のことも色々、気になるのですが、どうしようもないですね・・。

あいかわらずサバトラとキジトラのきょうだいは仲が良くて2匹で過ごしています。

この2匹がよくするポーズがあります。それは前足を片方だけあげて止まってるポーズです。
すごくかわいくて私はこのポーズを気に入っていました。夫も2匹のこのポーズを気に入り写真に撮ったりしていました。

今日の朝、夫がネットで猫のしぐさに関する記事を読んでいました。そうしたら猫が片足を上げるポーズの意味についても書かれているよ、と教えてくれました。
ただ、かわいいとだけ思っていたポーズにどんな意味があるのだろう?と興味津々に見てみたら・・猫パンチをするか、逃げるか迷っているのだそうです!

前足を片方だけ上げて止まってるポーズをよくするのは、怖いんだけど、どうしよう・・猫パンチしようかな、逃げようかな・・と迷っていたんですね・・。なるほどね。まあ、もともと警戒心、持たれてますからね・・。
もし、2匹がなついたら片足上げポーズは見られなくなるかもしれませんね。それはそれで残念な気がします。

ちなみにウチの飼い猫2匹がこのポーズをすることはありません。

猫パンチするか、逃げるか、迷ってます・・
2匹で同じポーズ、猫パンチ連打だったかも・・

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日々の出来事

泣き顔と笑顔

私は介護老人施設で働いています。
普段、接している方の中に大正生まれの90代半ばの女性がいます。車いす生活で年齢なりに呆けていますが、白髪も少なめで見た目は若く見えます。物静かで無口です。話しかけても、あまり返事をしてくれません。(聞こえてないのかもしれませんが・・)

感情を表に出すことがなく、めったに笑うこともありません。そして怒ったことは、一度もなく、職員になにか訴えることもありません。本当に静かに生きています。いえ、静かと言うより、感情が乏しくなり意欲がなくなっているように感じていました。周囲にも関心がないように見えました。

女性は起きている時は、ついているTVを見ています。楽しそうな感じでもなく、内容を理解しているかは分かりませんでした。ただ、ついているものを風景のように眺めているのかな、と思っていました。
しかし以前、突然、TVを見ていて泣き出したことがありました。驚いて、どうしたのか尋ねました。

その時は、キャンプ場で行方不明になった7歳の女の子のことが大々的に報じられていました。女の子をたくさんの人たちが毎日懸命に探しました。しかし女の子はどこに消えたのか・・見つかりませんでした・・。

女性はその女の子がかわいそうで泣いていたのでした・・。泣いているのを見たのは、この時が初めてでした・・。女性のやさしさを感じる泣き顔でした・・。

そして今日の午後1時過ぎ、ベッドで休んでいる女性のオムツ交換のため居室に行きました。私が女性の体を動かすと女性は目を覚ましました。そして、突然、話し始めました。

「実家の山に栗の木があって・・」はあ?栗の木?何の話でしょう?
「栗を取ってきて焼いたんだけど・・」私はオムツ交換しながら話を聞いていました。
「食べようとしたところで目が覚めた」と言い笑い出しました。ああ、栗を食べようとしたところで私が起こしてしまったのね!

めったに見ることのない女性の笑顔を見て、私は謝りつつ微笑ましい気持ちになりました。

泣き顔もよかったですが、やっぱり笑顔がいいな、と思いました。

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