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グリーングリーンと心の垣根

今日は、朝から晴れて気持ちがよかったです。午後仕事だったので、午前中は庭に出て日光浴を兼ね少しブラブラしました。庭は、緑、緑、緑。要するに草ボーボー・・。脳内では”グリーングリーン”が流れていました。小学校で習った曲。たいがいの子が授業で習う曲には興味を持たなかったのですが、”グリーングリーン”だけはクラス全員が好きでした。グリーングリーン 青空には~♫♪

庭に生えている雑草で目に留まったモノを数本摘んで、ガラスのコップに挿してみました。先っぽが丸まったツル草、シダ、ツユクサ、そして葉を虫に食べられレースのようになっているもの。鬱陶しい雑草も数本だと癒される気がします。

そして、YouTubeで”グリーングリーン”を聴きました。大人になっても、たまに聴きたくなることがあるんですよね。今でも、かわらず好きな曲です。子供の時は、明るく楽しい歌だと思っていましたが、実は悲しい歌だったんですよね・・。父親と息子の語り合いと別れ・・。父親は二度と帰っては来ないのです・・。帰って来ない理由は、いろいろな解釈があるようです。

“グリーングリーン”を小学校の合唱大会だったかで、クラス全員で歌うことになりました。クラスメイトの女の子がピアノの伴奏をしました。合唱より何よりも、その女の子の華麗な伴奏が印象に残っています。特に前奏がすてきでした。
その後なぜか、その女の子と仲良くなり、女の子の家に遊びに行くようになりました。グランドピアノがある家でした。私と女の子は生活環境がまったく違いましたが、子供の頃は、心の垣根が低くそんなことは気にも留めませんでした。グランドピアノがその子の家にあるのも、ただあるんだな・・とだけしか思っていませんでした。

今だったら、グランドピアノがあるなんてすごいなあ・・。ウチとは全然、違うね・・とちょっと気が引けてしまうかもしれません。いつしか人と自分を比較するようになり、心の垣根も伸びて行きました・・。垣根が伸びすぎると、卑屈になるように思います。気を付けたいです。でも子供の頃、心の垣根が低かったのは無邪気で無知だったからかもしれません・・。

今さら心の垣根をなくすことも出来ません。ただ、剪定してきれいな垣根にしたいな、と思います。でも、もし垣根を取っ払っえたらスッキリするような気もします・・。グリーングリーン 丘の上にはララ緑がひろがる 緑がひろがる~♪♫

摘んできた雑草たち

読んで下さりありがとうございます。

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キレイだけど不気味な絵本と願望

長編小説を読まなく・・というか、読めなくなりました。実用書のたぐいは、わりかしスラスラ読めるのですが、長編小説は読みだしても、すぐに文字が頭に入ってこなくなります。長編小説を読む気力と集中力が私にはなくなりました・・。気になり購入した長編小説は積読状態です。もしかしたら、ある日、また読める日がくることを願っています・・。

夜、布団に入っても、なかなか眠れない時は、紙の本を読みたくなります。気力と集中力がなくなった私でも、スラスラ読める本。そんなわけで絵本を1冊、買ってみました。タイトルは「終わらない夜」。表紙の絵に惹かれました。この絵本はカナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスの絵に触発された作家のセーラ・L・トムソンが詩をそえたもので、特に物語はありません。
絵は幻想的なトリックアートで、きれいですが不気味で怖さを感じるものが多かったです・・。特に好きな絵柄ではありませんでしたが(特に人物が・・)、不思議な世界が広がっていて面白かったです。そえられた短い詩は、絵に呼応していますが大きな効果はないかな、と思いました。怖い夢を見そうな絵本ですが、あえて眠る前に読みたいですね。

他にも気になる絵本はあったのですが、値段が高めなので、おいおい買ってみようと思います。そういえば高校生の時、高校の図書館で働いていた先生が主催していた絵本のサークルのようなものがあって、そこに参加しました。そして1冊だけ絵本を創作して、文化祭に出品しました。”夏のぼうし”というタイトルでした。絵本作りは楽しかったですね。暗い高校時代のわずかな明るい記憶です。

何かを夢中になって創作することもなくなりました。最近、絵も描いていません・・。長編小説だけでなく、何かを創作する気力と集中力もなくなっています・・。でも、私はまだ、何かを創作したいという夢・・というか願望だけはあるんですよね・・。とりあえず描きかけの絵を完成させようと思います。

体温を感じさせない、ひんやりとした女性たちの連なりが怖い・・。

読んで下さりありがとうございます。