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物忘れと父親の言葉

物や有名人の名前が咄嗟に出てこないことがよくあります。昨日も職場で洗面台に取り付けてある吸盤付きのタオル掛けの吸盤が付かなくなったことを上司に伝えようとしたら「吸盤」が出てきませんでした。

「えーっと・・あれ、あれ・・」と言い洗面台に行きタオル掛けハンガーの吸盤を指し示しました。吸盤は上司が何やら対処したら復活しましたが、私は吸盤の名前が出てこずモヤモヤしてました。

その後、”吸盤”だった、と思い出しましたが、忸怩たる思いが残りました。

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有名人の名前が出てこない時は有名人に関するキーワードでググれば、すぐに分かるのですが、それでは負けだ!と思い、つい考え続けてしまいます。

そして顔は浮かぶのに名前が出てこないもどかしさと格闘。ひたすら考え続け思い出せるとスッキリします。

でも思い出せたのは数日後だったりもしますが・・。

その他にもの忘れといえば、立ち上がり動き出すと「あれ?何しようとしたんだっけ・・」と用事を忘れることもよくあります。立ち止まり、少し考え「あー、そうそう」と思い出すのですが、「大丈夫かね・・」と自分のことが心配になったりします。

そんな風に物忘れが多くなっていますが、逆に忘れていた昔の些細な記憶がふいによみがえってくることもあります。

何の脈絡もなく突然、思い出すのです。たいがい子どもの頃や若かりし頃のどうでもいいことなのですが、楽しいことではなく苦い記憶の方が多いかもしれません。

そういえば亡き父親が「人間がもし起こったすべてのこと、嫌なことや恥ずかしいこともすべて覚えていたら大変だ。忘れていくから生きていけるんだ」みたいなことを言っていました。

父親とは相性が悪く接するのを避けていましたが、この言葉は覚えていて確かにそうかもな・・という気もしています。でも嫌な記憶ってなかなか消えなかったりもします。

いい思い出だけで生きていければいいのですが・・。記憶も夢と一緒でままなりませんね。

読んで下さりありがとうございます。

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