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日々の出来事

思わず笑ってしまったこと

職場のデイサービスではお昼前とおやつ後に体操をします。体操の内容は用紙に印刷されていて、職員の一人が指南役になり行います。そして、おやつ後の体操をした後はイレギュラーで簡単なレクをします。

レクは体操の指南役をした職員が考えますが、歌をうたったり、ジャンケンをしたり、クイズだったり本当に簡単にできるものです。

昨日のおやつ後の体操は私が指南役をしたのですが体操の後のレクは何をしようか考え、しりとりをすることにしました。

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しりとりは、たまにするのですが高齢者にとっては、なかなか難しかったりします。すぐには単語が出てこないことも多く、そういう時は分かりやすそうな単語のヒントを出したりします。

例えば「と」で詰まってしまったら「白くて四角い柔らかいものは?」とか「丸くて赤い野菜は?」とか。

それでも、なかなか出てこない時は他の人が教えてあげたりします。

毎日、デイサービスを利用している90代の男性がいるのですが、この方もなかなか単語が出てこずヒントを出しても答えられないことが多いです。かなりの高齢で認知機能も衰えていますからね。

昨日、男性が答えることになったのは「ぬ」から始まる単語。やはりなかなか単語が出てこないので、何か「ぬ」から始まる単語のヒントを出すことにしました。

私は「沼」はどうだろうか、と思い「入り込むとなかなか抜け出せなくなるものは?」とヒントを出してみました。

すると、いつもすぐには単語が出てこない男性ですが、すかさず「パチンコ」と答えたのでした。

しりとりにはなっていませんが、思わぬ答えに他の利用者の方たちと笑ってしまいました。

自分の経験なのかイメージなのか分かりませんが、すっと出てきた男性の「パチンコ」という単語は天然でいて、ちょっと秀逸じゃないでしょうか。

読んで下さりありがとうございます。

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