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思い出 日々の出来事

タトゥーや刺青をする人たち、それぞれ

昨日は終日雨でしたが、今日は晴れ間が広がりました。午後、夫と海に行くことにしました。行ったことのない場所で目的はイルカの耳骨探し。何でもそこの海岸付近でイルカの耳骨が見つかったという話を夫が聞いたからです。イルカの耳骨はビーチコーミングに行くたびに探すのですが、なかなか見つかりません。そうそう、ないものですからね。今回も見つかるとは思いませんでしたが、ドライブもかねて行ってみることにしました。

そして長い海岸線を車で行くと、道沿いの所々の空き地にサーフィンに来ている人たちの車が停まっていました。その内の一か所で男性が着替えていて背中を道の方に向けていたのですが通り過ぎる瞬間、背中一面にタトゥーが入っているのが見えました。一瞬のことで、どんな絵が描かれているかまでは分かりませんでしたがインパクトが大きかったです。

でも今はタトゥーもファッションとして入れる人も多く珍しくはないかもしれません。私も身近でタトゥーを入れていた人たちがいたことを思い出しました。

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昔の職場で、左右どちらの手だったか忘れましたが、手の甲の親指と人差し指の間にいつも絆創膏を貼っている若い女の子がいました。不思議に思っていたら星型の入れ墨が入っていたのでした。気心が知れるようになってから教えてくれました。女の子は手だけでなく他のところにもタトゥーを入れているようでした。

そして今度は別の職場でのこと。左右どちらの手首だったか忘れましたが、いつもリストバンドをしている若い男の子がいました。介護の仕事で入浴介助もあるのですが絶対にリストバンドを外しません。もしかしたら・・と思っていたらタトゥーが入っていたのでした。こちらも気心が知れてから教えてくれました。

ちなみに男の子のタトゥーは漢字一文字です。いい意味合いの漢字ですが、正直、私はちょっと気恥ずかしさを感じました。タトゥーって、若気の至りで入れてしまい後々、後悔することも多いのでは。かっこいい、と思っていたものが、時が経ちダサく思えてきたり・・。もっとシビアな問題も起こるかもしれません。安易に入れるものではないですよね。

絆創膏とリストバンドの下の小さな秘密。もしかしたら時を経て大きな秘密になってしまうかもしれません。

海よりも空が青かった

そして海に到着。広くはない海岸でした。そして結局、というか、やっぱりというか、イルカの耳骨は見つかりませんでした。求めるほどに見つからないものかもしれません。でも小さなサンゴの化石を一つ見つけました。

あと、なぜか海岸のあちこちにフグが打ち上げられていました。原因は不明。ふと、打ち上げれたフグを見て思い出したことが・・。

これも昔の職場でのこと。私より一回り年上の女性がいたのですが、その人が何かの話の流れで「(亡き)父親の背中に入れ墨が入っていた」ということを言いました。ええっ・・年齢的にファッションで入れ墨を入れる世代ではありません。もしかして、この人の父親は、怖い関係の人?と思いましたが、聞き流しました。

後に女性の父親は漁師で、もし海でなにかあり命を落とし遺体が海岸に流れ着いた場合、身元の確認のために入れ墨を入れていたのでした。入れ墨を入れてる漁師は多い、とは夫談。いろいろな理由があるものです。

しかし打ち上げられたフグを見て思い出すというのも失礼な話かもしれませんが・・。

読んで下さりありがとうございます。

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